2014年6月
雨が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
営業部の川野です。
今日は言葉の表現について思った事がありましたので、そのお話を。
先日ある邦画の予告を見ましたら、「胸のすくようないい気持ち」という
台詞を言っていました。
個人的に、「胸のすく」という言葉が引っかかりました。
文章であったら何とも思わないでしょうが
言葉に出すと古めかしい感じがして最近あまり耳にしないからです。
意味は同じですが、「胸がすっとするような~」といったほうが
伝わりやすいなと思いました。
やはり言葉も皆が使わなければ死んでしまうものなのですね。
しかし、個人的には話し言葉では死んでいても、せめて文章だけでも「すく」の
ような普段は使わない言葉を読みたいものです。
言葉を知っておくと、自分の表現の幅が広がりますからね。
そんな普段は使わない言葉が使われている本を読んだ事なかったかなと思い
記憶を巡らすと・・・ありました!
以下に簡単にご紹介しますので、興味があればぜひ読んでみて下さい。
まずは梶井基次郎の「檸檬」。
文章を読むと、ドロっとしたこの人の性格のせいで、初めはとてつもなく暗い。
しかし、読むうちにいろんな「物」が出てきます。
その「物」が明るい「色」をイメージさせ、読む側の頭の中は「色」で一杯になります。
またこの檸檬が、最後に思わない形になります。最初に読んだときは鳥肌が立った事を
覚えています。
私はこんなに色と情景を感じさせる一編を他に知りません。
次に武者小路実篤の「馬鹿一」。
天才と馬鹿は紙一重と言いますが、馬鹿一と主人公の掛け合いがまるで漫才のように面白い。
具体的にどういう所がいいか、書くのが難しいのですが、よけいな言葉を省いた文章が
すっと胸に入ってくるのです。
武者小路実篤という難しい名前から想像できないくらい、この人の文体は優しいと感じました。
しかし優しいのに、読んだ後はガツンと考えさせられる。
またアホでもクソでもないこの「馬鹿一」というタイトルもなにかいい。
誰もが馬鹿一になりたいなと思う本です。
以上、本当に簡単にご紹介しました。
少し言い回しなどが少し古くさいかもしれませんが、「こんな表現があるのか!」
と本当に勉強になりますし、日本語の美しさを知る事も出来ます。
雨の降る時期だからこそ、皆さんも本読んで表現の幅を広げませんか。
営業部の権藤です。
今年も梅雨が始まりましたね。夏が待ち遠しいです!
先日、久留米市にあるホテルマリターレ創世さんの
劇場用CM撮影をさせていただきました。
今年の春に完成した新しいチャペル「Gratitude〜グラチュード〜」が表す
『感謝』をテーマに新郎新婦から、スタッフから、両親から…
いろんなありがとうが繋がり、紡がれる内容になっています。
当日は、私とデザイナーの松本もエキストラとして参加させていただきました。
(完成品ではカットされるかもしれませんが)
そして撮影のラストシーンでは見ていて思わずジーンと来る場面も。
CMの完成まであとわずかです!
ライングラフィコでは、グラフィック、web制作の他にも訴求力が
高い映像制作のご提案もしています。
完成したものはTジョイ久留米さんで上映予定なので
現在上映中のホームラボさん、ひろつおなかクリニックさんと共に要チェック!
お願いしま〜す!
営業部の岩永です。
今回は弊社の営業方針を少しお話し致します。
当社の営業は、“足”だけではなく
①足による営業
②ネット上の拡散
③協力してくださっている業者さんからの紹介
の主に三方向から攻めています。
当然のことではありますが、上記の三方向の考えを意図するかしないかで
結果は全然違ってきます。
特に力を入れないといけないのは、ネットでの“営業”です。
それも、「インバウンドマーケティング」を取り入れないといけません。
企業が広告などを通して一方的に情報を発信するアウトバウンドに対し
インバウンドは、ソーシャルメディアや検索エンジン対策(SEO)などを活用して
ビジネスチャンスを広げることを指します。
→ IN BOUND MARKETING(インバウンドマーケティング)
昨今の「インバウンド・マーケティング」の取り組みは、「BtoC」だけではなく
企業と企業、つまり「BtoB」の間でも積極的に活用される傾向があります。
簡単言うと「売り込み」のアウトバウンドに対し、インバウンドは「引き込み」です。
消費者や取引先の企業に有益でお得な情報を、惜しげも無く発信すること。
それによって、「ファン」を増やし、本当の意味でのお客様となっていただくこと。
一見、すぐには自社の利益にならないように見えますが、このような取り組みを
している企業こそ生き残り、これから伸びて行く企業であると言えます。
市場は飽和状態です。だからこそ、正しくて、誠意のある“優良な企業”だけが
残っていく時代が到来したと言っても過言ではないです。
弊社も正しく、誠意のある企業を目指し成長してきたいと思います。